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概略と方針

かけがえのない地球の環境を維持し、後の世代に美しい自然を引き継いでいくために,世界中で環境保護に対する取り組みが行われています。このような状況のなか、環境に深刻な影響を及ぼす、もしくは及ぼす恐れのある化学物質の使用を規制し、削減していこうというグリーン調達の取り組みがはじまっています。
タカヤ株式会社においても、地球環境保全推進を事業経営の重要な一要素として位置づけ、環境に負荷を与える物質の削減を目指したグリーン調達に取り組んでまいります。
しかしながら、グリーン調達はタカヤ株式会社だけの活動では十分な成果を上げることはできません。多くのお取引先様のご協力に支えられて成り立ちます。
そこで、タカヤ株式会社のグリーン調達に対する取り組みを指針としてまとめました。
つきましては、お取引先様のより一層のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

グリーン調達にあたっての指針
<<目 的>>
当指針は、タカヤ株式会社のグリーン調達について、適用範囲、規制する環境関連物質、お取引先様へのお願いなどを明文化し、円滑な実施を図ることを目的としています。
<<取り組み>>
タカヤ株式会社は以下のようにグリーン調達に対して取り組みます。
  1. 環境負荷の低減、化学物質の使用削減を図るため、タカヤ株式会社の調達する原材料(副資材含む)、部品、完成品、容器包装材について、別表1・別表2に提示した物質の使用禁止・抑制をしていきます。
  2. 環境負荷低減の取り組みの輪を広げるために、環境保全活動に積極的な活動を実施されているお取引先様からの調達を優先します。
<<適用範囲>>
当指針は、以下の原材料、部品、完成品、容器包装材に適用されます。
  1. タカヤ株式会社が依頼して、お取引先様が設計、或は製造する原材料、部品、完成品等
  2. タカヤ株式会社が購入するすべての原材料、部品、完成品等
  3. タカヤ株式会社製品を包装・梱包するすべての容器包装材
<<規制する環境関連物質>>
タカヤ株式会社が含有の禁止・抑制を図る化学物質を以下のように定めます。
  1. 含有禁止物質
    タカヤ株式会社は、「適用範囲」で定めた範囲において、「別表1 含有禁止物質」に提示した物質の使用を原則として禁止します。現状やむを得ず含有している物質についても全廃を目指して行きます。
    但し、法規制等において特定の用途について使用禁止措置の適用除外とされているものについてはこの限りではありません。
  2. 含有抑制物質
    タカヤ株式会社は、「適用範囲」で定めた範囲において、「別表2 含有抑制物質」に提示した物質の含有を抑制していきます。
    抑制物質は禁止物質と異なり、将来的に含有量抑制を行う物質です。現時点では含有量の把握を行います。

PDF 「別表1 含有禁止物質」 PDF 「別表2 含有抑制物質」

<<お取引先様へのお願い>>
お取引先様には、タカヤ株式会社に原材料、部品、完成品、容器包装材を納入するにあたって、当指針に掲げましたタカヤ株式会社の取り組みについてのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
但し、当社のお客様から要求があった場合は、お取引先様には当指針と異なる内容のご依頼を行う場合があります。
また、お取引先様への新規発注時、或は納入済みの原材料、部品、完成品、容器包装材につきまして、使用化学物質等の調査をご依頼する場合があります。お手数をおかけしますが、ご協力をお願い申し上げます。
なお、当指針に記載されていない物質、用途、制限値であっても国内及び諸外国の法令等で制限される場合は、それに従っていただきますようお願い申し上げます。
<<問合せ先>>
タカヤ株式会社 グリーン調達問合せ窓口 EMS事業本部 品質保証室  (TEL:0866-67-2647)

この指針の印刷は・・・ PDF 「タカヤ株式会社 グリーン調達指針 第5版」2014年11月21日 (別表1と2を含みます)

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